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    2020.03.10 Tuesday

    溶解 2

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      6月20日金曜日、熊本から脱出決行!

      飛行機で羽田へ着いて、電車にのんびり揺られて、 お姉ちゃんが住んでる市の駅に到着〜!

      ふう〜!ちょっと暑いけど、気持ちいい空気!

      まだ梅雨に入らなくて良かった!

      関東の晴天、澄み切った青空、白い雲、肌を刺す日差し、全部がもう〜懐かしい!!

      開放的!

      えっと〜、駐車場にお姉ちゃんの車、あるかな〜?・・

      お!いた!

      お姉ちゃん、来てくれてる!

      さすが、時間にちゃんとしてるよねー(^○^)

      きっと、15分前には来てくれてたんだろなあ。

      それで、待った?って聞くと、ううん、今来たとこ!って答えるんだよね。

      ほんと、姉御肌っていうか、人に余計な気、使わせないっていうか〜。

      まじ、リスペクト!

      「お待たせ!お姉ちゃん、ありがと!待ったでしょ?ごめんね。」

      「ううん、今来たとこ〜!」

      「やっぱり!」

      「え?何?やっぱりって!」

      「ふふふ、お姉ちゃん、優しいから、いつも、今来たとこって答えてくれるんだよね!」

      「何言っちゃってんの!ほめても何も出ないよ!」

      「ふふふ💛」

      「どしたの、奈津美(笑)!それより、お疲れ様〜!遠路はるばるご苦労様でした!来てくれてありがとね!んじゃ、まっすぐお母さんちで良い?」

      「はーい!お願いします!」

      「そうそう!亜沙美に会ってきた?美容院、都内だっけ?埼玉?」

      「都内だよ。アパートが埼玉。」

      「そっかー、一人暮らし、頑張ってるんでしょ?美容院、顔出してきた?」

      「んー、悩んだけどやめた。絶対嫌がるに決まってるもん。まだ入って1年の見習いだしねー。確かまだ正式の社員じゃなかった気もするし。・・・いや、去年社員になったけど、まだお客様のカットとかできないって感じ?やっぱ見習い?・・・だから、あたしが顔出したら、あの子に余計な気、使わせちゃう気がする。子ども扱いしないで!みたいなw。」

      「そっかー!」

      「アパートに行って掃除でも・・・って思ったけど、鍵もないし、行かなかった。今、アパートって鍵一個しかくれないのね。コピー作れないんだってね。」

      「うわー、管理が厳しいー!」

      「安いアパートなんだけどね。」

      「亜沙美・・・、あの子のことだから、きっと、お店に実家のママが来たら照れくさいのかもね。九州に住んでるのになんで?って。・・・よし!あたしが後で行っちゃる!様子見てくるから!偽名で電話して予約とってさ!」

      「あはははは!偽名!受ける〜!いや、でも、いざお姉ちゃんが行ったときの亜沙美の顔、想像すると恐ろしいー!」

      「亜沙美の方が怯えちゃうかもよ!(;^ω^)・・・あ、それとも、諒に行かせよっか、そっちのほうがあの子も喜ぶかも!」

      「あ、それ良い!よろしくお願いします!・・・ってか、お姉ちゃん、美容院って言うの、時代を感じるよ!今、びよーしつって言うんじゃないの?」

      「えー、まじか?てへぺろ!」

      「あはははは!てへぺろときたか!ナウい!」

      「ぷっ!奈津美もほんと面白い!亜沙美と話してるみたい!さすが親子、そっくり!」


      2020.03.06 Friday

      溶解

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         6月中旬、 久しぶりにお姉ちゃんから電話がかかってきた。

          お姉ちゃん、メールより電話派。

          いくつになっても、世間の流行に流されないで自分を貫いているから、すごいなーって、いつも思う。

        「奈津美ー!諒の結婚前にさ、1週間位、ゆっくり泊まりに来ない?うちでも良いし、お母さんちでも良いしー。結婚式のレンタルの着物選んだり、お母さんちの荷物片付けたり、のんびりしよーよ。」

        「良いねー。でも仕事がねー。3日位なら行けるかなー、金土日で。あ、場所は大丈夫だよー。お母さんちに泊まるからー。」

        「オッケー!飛行機でも新幹線でも、往復、あたしがだすからね!大船…いや、違うな、大飛行機?に乗ったつもりで来てー!」

        「どんな例え?(^o^;)でも、わーい!いつもありがと!って大丈夫だよー!心配しないで!旅行気分で行くから」

        「んじゃ、楽しみに待ってるからね!決まったら、連絡よろしくね!」

        「はーい!ありがとね!」

         ・・・

         あれ?・・・

         諒ちゃんの結婚式っていつだっけ^^;・・・

         ・・・今年?

         秋とか冬とか、お姉ちゃんが言ってたような言わないような・・・^^;

         ・・・

         ま、いっか〜。

         善は急げっていうものねー。

         向こうはまだ梅雨入りしてないみたいだし、カラッと晴れて気持ちよさそう!

         こっちは梅雨でじとじとしてるから、脱出しちゃおっと! 

         パパとお義母さんに全部丸投げして、来週あたりさっさと行くぞー!!


        2020.02.06 Thursday

        氷心 15

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           気付いたら自分ちの駐車場にいて、車に乗ってる侑と運転席の加納さんに手を振ってた。

           ・・・

           うわー、記憶跳んでるー。

           ・・・

           いつの間にジャングルジム降りて家に帰ってきたんだろ・・・。

            走り去る車を見送ってる間、母親がなんかしゃべりかけてきてるのも全然聞こえねーし・・・。

           ・・・

            そもそも、なんで侑がうちに来てたんだっけ?

           ・・・

           あれっ、俺、そーいえば・・・。

           なんか、河崎さんに言わなきゃいけないことがあったような、ないような・・・。

           ・・・

           ・・・?

           ・・・

           だめだ・・・。

           一旦寝よう。

           何も思い出せない。

           頭の中、真っ白。


          2019.09.23 Monday

          氷心 14

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            「・・・」

            「・・・ね?・・・」

            「・・・」

            「・・・」

            「・・・」

            「・・・」

            「・・・・・・・・ばかまゆこ・・・。」

            「・・・むっ!」

            「・・・・だから、まゆこはまゆこだっつーの・・・・。なんでそーくるんだよ・・・・。普通、そこは罵るとこなんじゃないの?・・・・」

            「・・・」

            「・・・諒のばか!とか、ひどい!とか、この勘違い野郎!とか・・・、私の10年?を返して!とかさー!・・・他にいっぱい言うことあるじゃん!」

            「・・・そーかな?・・・」

            「・・・そーかな・・・じゃないよ!・・・・っとにもう・・・・。」

             ・・・

             ・・・

             ・・・

             ・・・

             なんか、太陽がまぶしいのかな・・・。

             ジャングルジムの上だからかな?直射日光が強烈?・・・、なんか勝手に目から出てくる・・・。

             ・・・

             ・・・

             加納さんの携帯が俺の手からふわっと離れていった。

            「もしもし、まゆこちゃん?さすがだね!諒くん、泣いたから!やったね!」

            「は?!俺、泣いてなんか・・・!」

            「まゆこちゃんは、やっぱり、僕と諒くんの最高のセラピストだね!さすがだよー!鉄壁の諒くんの心、融かしたね!涙、きれいだよ〜!見せてあげたい!!」

            「!!!!泣いてねーし!・・・そもそも、あんたが勝手にまゆこに電話なんかするから!なんで、こんな場所で告白させられてさー!!!あーもうーーーー!!!!」

            「じゃーね!まゆこちゃん、後で、今晩ゆっくりね!♥」

            「聞いちゃいねー!!!ってか、エロい!!!」

             ・・・

             はぁ〜・・・。

             なんだ、このふざけた展開は・・・・。

             ほんっと、宇宙人なんだから、この人・・・。  

             


            2019.09.23 Monday

            氷心 13

            0

              「・・・・優しいね・・・。」

              「・・・?・・・」

              「・・・ってか、悪い癖・・・。他の人のことばっか心配して・・・。一番ショック受けてるの、諒なのに・・・。」

              「・・・だって・・・、まゆこ、一番の被害者じゃん・・・。俺の勘違いに、人生、翻弄されて・・・、俺の悩みに付き合わされて・・・。苦しまされて・・・・。したくもない精神的苦労、背負いこまされて・・・。心の重荷になってたじゃん・・・。」

              「・・・」

              「・・・」

              「・・・諒・・・。」

              「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん〜?・・・」

              「・・・諒はそんままで良いんだからね・・・。そういう諒で良いんだからね・・・。」

              「・・・?・・・」

              「・・・勘違いだろうが、なんだろうが、とにかく、諒は諒のままで良いんだからね・・・。」

              「・・・?・・・意味わからん・・・。」

              「・・・覚えてないんだ〜・・・。」

              「・・・何を?・・・」

              「・・・諒、前に、私に言ってくれたよね・・・。まゆこはまゆこのままで良いんだって・・・。」

              「・・・そーだっけ?・・・」

              「・・・うん・・・。私が、いつもいつも毎回毎回すごい勘違いして突っ走って玉砕した後・・・、諒に謝ると、いつも慰めてくれた・・・。勘違いしたって何したって、まゆこはまゆこのままで良いんだから・・・、そのまま生きれば良いんだよ・・・って・・・。」

              「・・・俺が?・・・」

              「・・・うん・・・。諒は記憶にないかもだけど・・・、私はそうに受け取ったよ?」

              「・・・」

              「・・・私ね・・・、あの言葉で救われたんだ・・・。」

              「・・・」

              「・・・私・・・。毎回色々やらかして、諒や元基くんにすごい心配かけて・・・、自分でも、ものすごく落ち込んで生きるのが嫌になっちゃうほどだったけど・・・、だけど、このままで良いんだって・・・、諒、言ってくれて・・・、ほんと嬉しくて・・・、救われたんだ・・・。顔を上げて生きていこうって・・・・。」

              「・・・」

              「・・・感謝してる・・・。生きる元気もらえた・・・。」

              「・・・」

              「・・・だから、この言葉、そのまま、諒に返すね・・・。」

              「・・・」

              「・・・諒はそのままで良いんだよ・・・。そのまま生きて・・・。私を巻き込んだとか、苦しめたとか、そんなの、いらないから・・・。」

              「・・・」

              「・・・私、苦しんだとか、思ってないし・・・。」

              「・・・」

              「・・・むしろ、共有できてよかったって思う・・・。だって・・・、弟が苦しんでいたんだもん・・・、姉は知らなきゃいけないよね・・・。一緒に考えてあげなきゃ・・・。私、そう思う・・・・。」


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